もう先月末の出来事です。こそこそ。
第6回新横浜ユーザビリティ研究会 に行って来たので感想メモ。
ちらほら参加してるhcdvalueというクラスタの活動発表でした。
メインはUX白書とISO9241-210の翻訳レビュー。
詳細は各書でレポート上がってるので割愛します(ぇ
UX白書のレビューを聞きつつ、本書内の
“UX differs from the broader concepts of brand/consumer/customer experience, although UX affects them and vice vers”
User Experience White Paper P.6より抜粋
という部分の解釈をぼやっと考えておりまして。
それに加えて、いわゆる製品・サービス提供側のこういった視点と、別業界で言われている”生活者”とかの違いって何なんだろうなー、と。
同じことではあるんでしょうけど。
でなんとなーく思い浮かんだのがこんな図。
企業が色々考えて組織(仕組み)を作っていくわけですが(この図でいう横軸)、ユーザー(生活者?)はその一瞬を素通りするだけなんですね(この図でいう縦軸)。
図では一本太い矢印で横棒を渡り切っていますが、実際は製品やサービスを利用しなくても何らかの接触(広告とか)で認知状態は起こっていることが普通なので、半分だけ突き刺さってる状態も勿論あるでしょう。
このときの刺さり心地(?)というか断面図の感触がUXというやつなのかなぁと考えているところ。
矢印の太さとか飛んでくる方向とかそういうものはそりゃもう色々あるんでしょうけど。
それによって矢印がまた帰ってくる可能性も上がるわけです。
プロモーション系ではすっかりおなじみになっているAIDMAとかAISASとかはこの断面図をどう捉えるか、の考え方の一つということになるのかな。
以前マーケティングとUXの関係をごにょごにょっと書いたことがありましたが、関係も何も当たり前に考えることだよなぁ。今更な事言ってたなと。
ただ語られ方がマーケティングではあくまで横軸であって、UXは縦軸になってるだけ。
というように自分の中で一旦整理することにしたんですが、もちょっと上手い事まとめられないだろうか、ううむ。
いつにも増して括弧とぼやきだけの文章になりました。
