第二回に引き続き、第3回にも行ってきました。
もう2週間前ですけども・・・!
mixbeat showcaseとは、”価値のある企業事例を共有しようというテーマ”に基づき開催されているイベント(?)です。
事例発表+参加者同士の議論、ですかね。
今回の事例は「ベルグ」と「はとバス」でした。
こちらにレポートされております。
【act.03】mixbeat showcase 開催レポート
ベルグについて
「『早い、安い、うまい』を徹底している店」という紹介でしたが、ファーストフードだったらそうめずらしいコンセプトでもないはず。
ただ、やっぱり「うまい」のレベルを落とさないことを心がけている、というような趣旨だった気が。
私は直接利用したことないですが、周囲ではそこそこ利用したことある人いるようです。
(有名なので当たり前か。)
そこそこのリピーターでもあるようなので、この発表後会う機会があったときに当人に「なんで?}って聞いてみました。
その時はお酒に対するメニューの多さと気軽さについての解答が返ってきたわけですが、「一杯飲んで行きたい」って思う人ってそこそこお酒好きな人が多いんですよねきっと。
この事例の中では「うまい」っていうのは食品に対する品質維持について話がされていて、
お酒のメニューの多さは後々の対応の結果(お客さんの要望の結果)そうなっていったという風にあったんですが、たぶんそのメニューのチョイスにも何かしらの基準(コンセプト?)はあってそれが上手く「一杯飲んで行きたい」と思うような人にハマったんだろうなぁと思いました。
あと、以前家入さんのカフェ経営についての記事がどこかに掲載されていた時に「客単価×回転率」で飲食店の売り上げはどこまでも上がる、的な話をされていて。
(ちょっとニュアンス違うかもだけど・・・)
立地的の強みを生かして「回転率を上げる」という選択が良かったのかなとも感じました。
前進が「喫茶店」なわけだし「回転率を上げる」ってここまで極端になかなか振り切れない部分だと思ったので。
はとバスについて
はとバスをV字回復させた社長の習慣という本からのまとめです。
バスガイドや運転手からの声を吸い上げで、サービス改善を図ったことについて話の重点が置かれていました。
リピートしてもらうためには顧客満足(CS)→顧客感動(CD)が必要だ、という事で何だかUXの事例でも使えそうな話だなー、とちょっと思ったり。
面白かったのが、改善の例として
・優越感を満たすためにバスの座席を5cm高く
・社内で出すお茶の葉の質を下げない
とかが出てたわけですが、直接売り上げに繋がらない環境作成の部分でどこまでやるかという議論が集中していました。
(主にお茶の話において)
ちなみに後日さくっと検索かけてみたら、バスの座席5cm高くするのに1台についき200万かかるそうです。
お茶の話もサービスとしては大事なんですけど、個人的にはこちらの方もけっこう気になったり。
サービス本体(観光プランそのもの)についての話はあまり出ていなかったのでそちらのほうもちょっと聞いてみたいですね。
社長が自分で体験しに行ったりとかもして改善案考えたりとかもあったとのことなので、ワンマン社長的な話はありつつも、たぶんそれは判断基準的な部分であって現場をきちんと見るという点では「成功」事例として取り上げるのも納得かなと。
これは後でちゃんと自分で本に目を通しておこうかなと思いました。
参加させていただき有難うございました!
