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宣伝会議 プロモーション&メディアフォーラム 行ってきました。

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去年6月に聞いた『牛乳に相談だ。』キャンペーンについてのその後についてのお話が、根気あのフォーラムでもありましたので、聞いてきました。
以下、内容メモ。


MILK●JAPANが目指すコミュニケーションの新しいカタチ―体験共有による牛乳「価値」の協創―
スピーカー:社団法人中央酪農会議 事務局長 前田 浩史 氏
MILK JAPANサイトはこちら
http://www.milkjapan.net/pc/
■牛乳に相談だキャンペーンの総括とそれから
2005年から始めた若い世代向けのキャンペーン。
20代から急激に飲用率が下がるため、それを食い止めるべくターゲットは10代
キャンペーン後の調査から、牛乳に対する印象やキャンペーン自体の認知度は十分成功だったと言える。
ただ、実際の消費量は毎年下がってきておりこれを食い止める次の手が必要。
(ちなみにグラフを見ると08年から09年でやや下がりが大きかったり。)
キャンペーン費用は5年で40億。年間約8億。
今年は年間4億を想定(この辺あいまい・・・もしかしたら違うかも)
生産者組織なので、一般の農家から集めたお金でこれを賄っている。
■ミルクジャパンのターゲット
5年間のキャンペーンを行い、若い世代への飲用習慣の影響として
「母親」がキーポイントになってくることが分かってきた。
(家庭内常備飲料の資料など)
また、世代別の牛乳への印象のアンケート分析の結果、40代以降と30代ではギャップが見受けられた。
次のターゲットは30代の母親。
若い母親の「子育て」に「牛乳で貢献すること」が基本戦略。
彼女たちとのコミュニケーションのポイントはソーシャルメディアの存在。
「意味のある情報」「信頼できる情報」を提供することが必要。
前者として、伝えるべき価値は
・安心して与えられる自然の恵み
・忙しい母親が頼りに出来る食品
であること。
後者として、やるべきことは、
生産者とママ友によるコミュニティの形成→ミルクジャパン
■具体的施策として
・録画を想定した早朝の子供番組「ミルクチャポン」
・体験型イベント
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/101010/tky1010101959005-n1.htm
・店頭POP
・ケータイサイト
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時間がなくて、最後の施策の部分はあまり見られなかったのですが、
こちらはサイトのほうで掲載されていますね。
早朝番組のイラストレーション、大人タバコ講座の人かなー?と思ったら。
こちらでちらりと言及されているのでそうのようです。
これだけ長期のプロモーションも中々ないので定期的にこういう場で話を聞けるのはすごく良いですね。

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