今期から始まったドラマのひとつ、『リアルクローズ』。
スペシャルでの話の続き、というわけではなくイチから作り直しのようですね。
男性配役が原作とずいぶん印象を替えてきた模様。
田淵さんはスペシャルの時の山田太郎の方がそれっぽかったですが・・・西島さんは、原作にはないおちゃめさというか可愛らしさがあってあれはあれで好きです。
ちなみに最近の「働く女性が主人公のマンガ」で好きなものは、サプリ、働きマン、リアルクローズ、です。
サプリは「女性」っていうのがすごく前面に出てるし、恋愛話が主。
働く女にとっての恋愛のスタンス、が主題になってます。
反面、残りの2つは女性云々はサブ的な要素で、どちらかというとキャリア形成に葛藤する話となってます。
働きマンはちょっと違う・・・かな??取材を通したヒューマンドラマかも。
ものすごくざっくり言うと、おかざき真理さんは「もがく女」、安野モヨコさんは「戦う女」、槇村さとるさんは「頑張る女」
を様々な作品を通じて描いてるような気がします。(某スペシャルドラマのタイトルみたいw)
似たような感じではあるんだけれども、ちょっと描き方が違う。
どれもドラマになっていますね。
で、今回のリアルクローズのドラマを見ていて思ったんですが。
この話の流れで行くと「働きマン」の時のように、恋愛を失ったところで仕事に助けられて、これからも前を向いて生きていきます的なラストになりそう・・・。
働く女性のドラマって基本そうなるのでしょうか。
結婚と仕事の天秤。
話の起伏として書きやすいし、確かにそこは原作のひとつの山場でもあるんですが。
「ドラマ」っぽいといえば、ぽいような気もしますし。
冒頭に男性配役のアレンジのことも書きましたが、結構ドラマ用に設定色々変えてるみたいですね。
加藤夏希演じる陵さんに、原作になかった以前の店舗でのエピソードがあったのが意外でした。
他にもペシェ・ミニョンのメンバーがクローズアップされているとか・・・。
この辺もまぁ、女性が働くということの葛藤云々を出すために色々変えてるんでしょう。
逆にドラマだけで心に残った台詞もあります。
『二十歳の顔は自然の贈り物。50歳の笑顔はあなたの功績』(ココ・シャネルの言葉らしい)
こういったストーリーのアレンジが良い方に転んでくれることを今後期待、かなぁ。
なんだかんだ言いつつ、多分今後も時間があればとりあえず見そうな気がします(笑)
原作よく見ている分、話のアレンジの仕方を色々「なるほどなー。」と勉強。