Sometime,somewhere

マーケティングやプロモーション、メディア関連のお話をしています。たまに写真とかTVの話もします。旧ブログはhttp://s-somewhere.jugem.jp/ です。

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  • Published: 11月 19th, 2009
  • Category: 雑記
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サービスとは別のところで心が離れてしまうのは悲しい

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JCBホールに行ってきました。
Photomemo
友人から劇団SETの30周年ファン感謝祭に誘われたので、それを見に行くため。


彼女は演劇やライブの製作スタッフなどを経て今は某有名アミューズメントパークで同じくスタッフをしています。
エンターテイメントの側で仕事をしている子。
大抵のファンクラブ招待イベントは、チケット購入対象がファンクラブ会員であるだけで有料の事が多いです。
なのにこの舞台はファンも完全招待性。
(音楽系だとCD購入者対象で招待ライブやってますけどね。)
会場後出演者自らロビーにいたり、内容もファンにとっては楽しいんだろうなぁ、という感じ。
「劇団」のあったかさを感じました。
(hidebouさんのタップも見られたし!)
正直演劇ってお金にならないんですよね。
だから舞台やりつつTVに出たりしてる。
(業界構造に関しては簡単にこちらのページにあります。
 http://www.bunka.go.jp/culture-online/jp/genre/present_drama.html)
それでも舞台に立つ人って、目の前に観客がいることを大事にしてくれるので、TVに出演していても舞台にも出ている方たちって、私は本当に尊敬します。
そして終演後、友人とビジネスとエンターテイメントについての話に。
私がずっと好きな劇団がいまして、最近賞なんかを獲得していってハコもだんだんと大きくなっているんですが、チケットの扱いや制作などの管理元が外部の会社に変わったんですね。
HPからチケットを予約すると有無をいわさず着払いで送られてきたり、受け取れない場合のチケット会社と劇団制作部との折衷をなぜか購入者である自分が自らやっていたりとか(笑)ありまして。
物販関連の対応もすごく平坦で、なんだかなぁと思っていたんです。
本当はその劇団が好きで見に行ってるハズなのに、それ以外の要因で自分の心が離れつつあるのが分かってすごく寂しかった。
大きい舞台じゃチケット管理が他社なのは当たり前だし、ボランティアじゃないので例えばその日見たような完全に観客者にフォーカスするっていうことは無理だけど、そこにあった精神は忘れたくない。
これって企業でも同じ事。
社内の都合で、お客様とのコンタクトポイントをぞんざいに扱ったら、必ずそれはお客様に伝わる。
そして崇め過ぎても利益が無ければ続けられないし、横柄になりすぎてもやっぱり利益は上がらない。
顧客視点という外からの視点と、社内体制っていう中の視点。
両方バランスよく持ち合わせていたいなぁ。

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