ちょっと前に購入したものなんですが、ようやく感想をば。
「カンヌ広告祭」そのものについての解説にかなりのページを割いてるのですが、それが結構良かったです。
当初持っていたマイナスのイメージも見事に先回りして解説いただいた感じがします。
余談ですが、ラジオ部門が出来たのが2005年っていう事にはちょっとびっくり。
(この変の流れも本書で解説されています。)
たとえば「ストーリー」とか「価値」とか「理念」とかで今まで自分の中で散在していた概念が、本書で使われている『BRAND WILL』という言葉によりだいぶしっくり来ました。
“例えば”なので全部それにまとまるっていうのではなくて、それぞれ整理された感じ。
文章自体がとても読みやすく、プロモーション分野以外の方でも十分楽しんで読めるのではないかと想います。
