ちょっと前に出ていた記事。
2008年度の通販売上高が過去最高に–ネット通販がけん引_C-NET
まとめによると、2008年度の通信販売業界全体の売上高は推定4兆1400億円。前年度3兆8800億円に対して2600億円の増加となり、1983年度の調査開始以来、過去最高額となった。
日本通信販売協会によると、協会に所属するカタログ通販会社など会員企業における、2008年度のネット通販の割合は24~25%程度。この数値は、例年に比較しても高い割合を示しており「ネット通販が通販市場全体をけん引していると見ている」と担当者は語っている。
依然書いた、TV通販会社の売上に関する記事の話もあり、不況の中でも通販業界元気だなぁ、と思っておりました。
で、実際に見てみた引用記事元がこちら。
■「月別通販売上調査報告7月度」速報を掲載_社団法人日本通信販売協会
ネットのついての割合は載ってないのですが、08年の売上最高額云々っていうのは記載があります。それともう1つ載ってるのが、09年7月の売上と08年7月の売上の比較。
それを見るとさすがに不景気の影響なのか、今年の売上は去年より落ちているようです。
唯一微増といえるのが健康食品の項目。
こちらを見ると、ネットの台頭も景気には勝てず・・・ともとれますね。
やっぱり事前の知識の影響ってそれなりにあるなぁ、と感じた記事でした。
データに当たるときには何かしらの仮説を持って取り組むのは当たり前の話です。
やり方によっては仮説を裏付けるための数字でしかない。
ただ、漠然と仮説も持たずにデータを眺める時には、自分の普段の知識、生活バイアスがかかることを意識しなければと痛感。
あ、ちなみに実際のところチャネル別の割合については、富士経済の予測データがありました。
インターネット通販、モバイル通販が牽引する通信販売市場の調査結果
TV通販って以外に少ない・・・というかこちらの集計方法だとネットの市場規模は24~25%程度どころか、ダントツですね。
うーん、もっと頑張ろう。