最近ちらっと見る機会があったWEDGE４月号に気になるデータがあったので、結局バックナンバーを購入。
日本自動車工業会による、世代ごとの製品・サービスへの関心度合いを調査してランキング化したデータです。
ブランドデータバンクあたりでだしてそうだな、とも思ったんですがこれはこれでとりあえず、と思いまして。
ないものは、ない。
先日LUMIXのGF2が新しく出るというニュースを見まして。
パナソニック、ストロボ内蔵で世界最小の「LUMIX DMC-GF2」を国内発表
ストロボ内蔵、が後継機の一番の特徴かー。
（実際は世界最小・最軽量、ですけどね。）
それってメインのアピールポイントなのかなー？
ターゲット的にあんまり意味ない（響かない）んじゃないかなー？
とか思ってtwiitter上でぼやいてたんです。
そしたら「ターゲット層的にとって、ない機能があることで他社の決め手になるのを避けたかったんじゃないか。」というご意見を頂きました。
ここで言うターゲットは、若い女性向けってことになってます。
あまり詳しくない人達だからこそ、機能の取捨選択が出来ない。
だからこそ「どうせなら全部そろってる方」という選択になった際に、土俵から下ろされるのを避けたい。
弱みを作らない、ってお手本のような展開だなー、ともやもやしていました。
そして、そんな一方で電車内広告で最近目に留まったのがこちら。
売ることと作ること
ちょっと前の話になりますが。
カンブリア宮殿に宝島社が取り上げられていましたね。
宝島の一番誌戦略はマーケティングの成功事例としても最近良く聞きますし、広告についてもちょっとここで取り上げたこともありました。
4Pそれぞれに応じた施策を行っていて、さらっとtogetterなんかでセミナーまとめられたのを流し読みしているだけでありながら、中でも「流通」部分を根本から見直したのが個人的には素晴らしいなと思っていたのですが。
その番組を見ていた友人が、番組中の一言に違和感を抱いてるようでした。
「使い捨てできて、飽きたら新しい付録を買うことができる」
宝島社の付録はブランドものが多いのですが、要は使い捨てできる形でブランドを切り出してる、ってことなんでしょうか。
化粧品の試供品みたいな。
ふーむ。
と思って番組の感想とか書いてるブログなんかを色々辿っていたら、こんな発言がそもそもあったみたい。
こちらの考えが元になっているのですね。
何気ない部分が作りこまれてたりするとちょっと高感度上がるかも。
それで、売り上げに直結するキラーパスになるかっていうと違うんですけどね。
もうずっと前に出版されている『ディズニー7つの法則』っていう本の中で、ディズニーの顧客満足についてのポイントとして”細部にこだわる”ってのが挙げられていました。
この言葉をつい最近、ホンダの企業サイト見てて思い出ました。
美女系コンテンツが色々もったいない件
美人時計の波なのか、「ご当地美人」的プロモーションがいくつか流行っているようですね。
ところがなんだか見た感じ、とっても見づらいサイトばかり☆
すごいもったいないなぁ・・・と思うわけです。
ユーザー編集コンテンツが中々面白い
ここ最近面白いなぁ、という編集コンテンツが２つほどありました。
ユーザー編集コンテンツ、っていうとwikiっぽいけどああいう”集合値”的なものではなく、もっと単純に”「編集作品」をお披露目するための場所をコンテンツとして成り立たせてる”サイトです。（長い）
■ファッションコーディネートコミュニティー ｉQON（アイコン）
URL：http://www.iqon.jp/
ECサイトから写真をブックマークレットで保存し、コラージュして保存・公開して楽しむというサービス。
出来上がった1枚のコラージュ作品からは、各商品へのリンクがついています。
コーディネートサイト、と称していますがこれはコラージュ作品です、ホント。
How toのチュートリアルって全部動画のみなのかー、とかサイト利用のファーストステップのブックマークレットのリンクがフッターにしかないのかー、とか色々思うところはあれど。
眺めてるだけでも十分楽しいです。
提携先のECサイトのみ、とかではなく全てのサイトの画像を引っ張ってくるみたいなのでアフィリエイトで収益化してるわけでもなさそう・・・・
まだベータ版のようですし、今後の展開に期待ですね。
ついったーアカウントも解説しているようです。
@iQON_JP
