連休中に色々読み返していて、再度引っかかったのでメモ。
いわゆる仕事というものに関する、語録的本です。
仕事=自己顕示という具合に、働く理由→働くということ、に焦点を当てて書かれています。
どちらかというと若い方(私もだけど)向けの本かもしれません。
それによると、働く動機というものは大きく3種類に分けられるそうです。
①上昇系動機
目標を達成したい、人を動かしたい、人から賞賛されたい、相手に勝ちたいなど、高い目標に向かってチャレンジしようという動機。
②人間関係系動機
人に感謝されたい、人に親切にしたい、人と仲良くしたい、自分の考えを伝えたい、など対人関係に関する動機。
③プロセス系動機
新しいアイディアを考えるのが好き、淡々と継続するのが好き、計画通りに物事を進めたい、抽象的概念的なことを考えるのが好きなど、何か別の目的のためにというよりプロセスそのものにのめりこむような動機。
仕事そのものがどこに分類されるか、というよりは、自分のエンジンがどこにあるか、の話です。
どこで聞いたか忘れてしまったのですが、人は転職するときの理由は一生繰り返すそうですね。
給与の面で転職した人は、その次の転職も結局給与の問題になり、人間関係の面で転職した人は、やっぱり人間関係で転職する。
最初の「理由」はずっと続く。だから、もし転職するならネガティブな理由ではなくポジティブな理由がいい、ということでした。
これと併せて上記の「動機」を考えると、色々内省するところが多いなぁ、と思ったそんな秋の夜。
あー、もう2年前の本なのか・・・。
続編もなかなか良いです。こちらは某所でも書かれていたので割愛。
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評価:
戸田 智弘
ディスカヴァー・トゥエンティワン
¥ 1,512
(2007-07-12)
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評価:
戸田 智弘
ディスカヴァー・トゥエンティワン
¥ 1,512
(2008-12-20)
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